「やる気が出ない人」の心理学のレビュー/書評

タイトル:「やる気が出ない人」の心理学
著者:加藤諦三(かとうたいぞう)

出版社:PHP研究所

著者の紹介

早稲田大学名誉教授
専門分野:精神衛生・心理学

週刊朝日『いま頼られている日本の「ココロのボス」10人』に
最年少で選ばれる。

ニッポン放送系ラジオ番組「テレフォン人生相談」
レギュラーパーソナリティーとして約30年活躍しています。


 

やる気がでない人の心理 概要と目次

 

この「やる気がでない人」の心理学は

 

おっくうでめんどくさがってしまう症状の分析
おっくうでめんどくさがってしまう本質を解明

を心理学の研究や実話を基に紐解くように解説してあります。

 

思想・心理学に属する本です。


第1章 努力するくらいなら・・・・・

・行動してもいないのに『不可能!』を宣言する人
・『仕方がない』で終わる人、終わらない人
・行動できない人の心理
・将来が不安になるように自分を追い込む癖
・逃げられたのに逃げなかった鼠のはなし
・無気力さが、自らのチャンスを見えなくさせている
・怪我をしたなら、まず自分で出来る範囲の応急処置をしてみる
・なぜ『打つ手はない』と考えてしまうのか?
・挫折に弱いのがエリートサラリーマンなのか!?
・『恵まれすぎ』は幸福か?
・失敗と戦うことでも幸せになれる!
・与えられた成功は自信をもたらさない

 

第2章 理屈ばかりこねる心理

・行動するふりをする人
・なぜか嘆くことが好きな人、耐えるばかりが好きな人
・困った困ったどうしよう・・・・
・経験から勇気を得られる人、そうでない人
・やってみれば案外できることは、たくさんある
・出遭ってもない未来を恐れていても仕方がない
・”絶望感”はどこからくるのか
・本当のことが怖くて自分に嘘をついてしまう人

 

第3章 なぜ、『どうせ』が先に出てしまうのか

・他人に『いい顔』ばかりしたがる心理
・心理的パニックに陥るとき
・従順なよい子ではあるけれど・・・
・過干渉な親ほど実は子供を無視している
・母嫌の無反応が蝕む『子供の心』
・不安感さえ払拭すれば、実力が発揮できる
・育った環境の雰囲気で人の能力は左右される
・絶望感と名誉欲
・無理に好かれようとするから嫌われる
・ふと見せた暗い顔
・その相手は恐れるほどのものなのか?

 

第4章 人生に絶望感は必要か

・自分の生き方を、勝手な『思い込み』で決めるのはやめよう
・燃える柔軟な心
・『君はいつも幸せそうで、いいね・・・・』
・かつて自信のあった人
・淋しがり屋で優しい人
・人はどのような時に急ぐのか
・日常から逃避するために動きまわる人
・どうして、『おっくう』と感じてしまうのか
・右に行くのか、左に行くのか・・・それが言えない
・状況判断しながら物事を考えることが難しい理由
・幸せになれるのに、幸せを避ける人
・日本人はストレスの多い国民なのか?

 

第5章 無気力空間からの脱出

・『困難には勝てない』と思い込んではいないか
・行動しない人ほど推測や議論が好きである
・努力の成果を知っている子供は絶望しない
・『無力な子供』から『力のある大人』へと成長するという事実
・大人になれば、自分の意志で決められる
・不満である。でも何が不満なのかわからない
・攻撃性をうまく表現できないだけ
・そこから抜け出せる。それを心がけよう
・『仕事好き』と『仕事中毒』のちがい
・『楽しむ能力』はどこから生まれてくるのか
・自分の心を見つめ直すことから始めよう
・天下・国家ばかりを口にする人には特徴がある?
・現実から目をそらさない

 

本書はこのような人におすすめ

・自分には才能がないと思っている人
・もう自分はどうにも変らないと思っている人
・1度失敗しただけで『自分はダメ人間』とレッテルを張ってしまう人
・慣れないことをするときパニックになる人
・常に弱気な人
・お人好しな人
・殻にこもってしまう人

感想

MAI☆OTOの評価 :★★☆☆☆

自身の性格と照らし合わせながら読むと、共感できる部分がたくさんあり
面白く読むことができました。

実直な感想ですが、ちょっと読みにくいかな?という印象です。
所々”英語”が使われてありました。

引用されている英語が巻末にでも注釈してあればなおよかったと思います。

ですので、このような評価をさせていただきました。

この本を読んでみると
『なんの解決策も書いていなかった』
と感じると思います。

この本で主張しているところは

やる気が出ない人は行動に移す前に

・初めから人にしてもらおうとする(解決してもらおうとする)

この本を読んで、
・自身の過去を振り返り
・自身はどうだったのか?

を考えさせられます。

そして、これからどのようにしていったらよいのかを考えさせられます。

ネットビジネスをしていると

”あの教材ではこれが良いって言っていたから”
”この教材ではこれがダメと言っていたから”

と、他人任せになりがちです。

意見は視点を変えると、どれも正解でどれも不正解なんですよね。

確かに意見を参考にすることは必要です。
いろんな考えが頭の中を駆け巡ると思います。

・世間一般で正しい方法といわれているが、自分のサイトに合わないものは取り入れない
・世間一般的に効率が悪い方法かもしれないが、自分に合っている方法だったら取り入れる

結果、このように最終的に判断して行動するのは”自分自身”なのです。

ですので、”解決策を求める本ではなく”
”自分で解決策を考えるためのヒントを貰う”本として読むことをお勧めします。

そしてこの本では

与えられた成功は自信をもたらさないが、
自分で獲得した成功は自信をもたらす

と訴えています。
ネットビジネスは”立派なビジネス”です。

自ら進んで行った経験は自信をもたらす・・・

現実、自らどんどん行動した人間が、どんどん先に成功しています。

やはり、成功する人は”行動ありき”と感じさせる1冊でした。

 

「やる気がでない人」の心理学

更に、”行動するのに自信がない”と思う方は
こちらも一緒に合わせて読んでみることをお勧めします。

 ●行動できない人の心理学